ガイアの夜明け オープニング・テーマ曲
「日経スペシャル」ビジネス・ドキュメンタリー番組
「ガイアの夜明け」は、2002年から放送されている日本経済新聞社がメインスポンサーのビジネス・ドキュメンタリー番組。「日経スペシャル」と銘打たれたこの経済番組では、毎回日本や海外のビジネスマンが「ガイアの夜明け」にむかって奮闘する姿が描かれる。
上ジャケット写真は、「ガイアの夜明け」、「カンブリア宮殿」、「未来世紀ジパング」テーマ曲を一枚に集約したサントラ(ダウンロード版)。テレビ東京系の経済番組がお好きな方には是非お勧めしたい。
オープニングテーマ曲『鼓動』
オープニングテーマ曲(OP)『鼓動 ガイアの夜明け』は、音楽プロデューサー岸 利至(きし としゆき/1969-)作曲による番組オリジナル曲。
歌詞は北アフリカのスーダン語とのことで、日本人が聴いても全く意味が分からないが、逆にそれが異国情緒を醸し出し、そしてアフリカの広大な大地の情景を思い浮かべさせるのだろう。
【YouTube】ガイアの夜明け ~鼓動~ オープニング・テーマ
ただ、気になるものは気になるということで、ネットで「ガイアの夜明け オープニング曲 歌詞の意味」などと検索してみると、やはり多くの人がそのテーマ曲の意味を知りたがっていたことがわかる。
テーマ曲に対する視聴者の疑問に対して、作曲者の岸氏が自らコメントしているようで、それによれば、「オープニング曲の歌詞はスーダン語で、意味は内緒」とのこと。
あえて歌詞の意味を隠しておくことで、楽曲の神秘性や特異性が強調され、全体として曲のクオリティが保たれているのかもしれない。確かに意味が分かればすっきりはするが、ここは作品への敬意をこめて、その意味はこれ以上追求しないこととすべきなのだろう。
エンディングテーマ曲『夜空の花』
「ガイアの夜明け」エンディングテーマ曲(ED)『夜空の花』は、音楽プロデューサー新井 誠志(あらい さとし/1961-)による番組描き下ろしの楽曲。ヴァイオリン(バイオリン)の優雅な音色で安らぎと希望が見事に表現された名曲。
【YouTube】夜空の花 ガイアの夜明け エンディング・テーマ
『夜空の花』を聞くと、苦しみの闇夜を抜け希望の朝日が昇る夜明けの情景が目の前に浮かび上がり、「よし、明日からも頑張るぞ!」と心の中がやる気と希望に満ち溢れていくのを感じる。日々困難に立ち向かい新たな創造と挑戦を繰り返すビジネスの現場を取り上げる番組のエンディングを飾るのにふさわしいテーマ曲といえよう。
なお新井氏は、「ガイアの夜明け」と同じく「日経スペシャル」番組であるカンブリア宮殿のサントラや、経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」「未来世紀ジパング」テーマ曲も担当している。
関連ページ
- テレビ番組 テーマ曲・コーナーBGM
- 「ダーウィンが来た」、「情熱大陸」、「タモリ倶楽部」など、テレビ番組のオープニングやエンディングで使われる有名な番組テーマ曲・主題歌まとめ