ウンパルンパ 英語の歌詞の意味・和訳

チャーリーとチョコレート工場に登場するキャラクターの歌とダンス

ウンパルンパ(ウンパ・ルンパ/Oompa Loompa)は、ジョニー・デップ主演による2005年のアメリカ映画「チャーリーとチョコレート工場」に登場するキャラクター。カカオ豆を報酬としてチョコレート工場で働いている。

映画内では、チョコレート工場に招待された子供達が退場させられるシーンで、ミュージカル風の音楽にのせてウンパルンパの歌とダンスが繰り広げられる。

チャーリーとチョコレート工場

このページでは、映画内で何曲か披露される「ウンパルンパの歌」のうち、最も印象的に人気が高いと思われる「オーガスタス・グループ(Augustus Gloop)」の英語の歌詞の意味・和訳をご紹介してみたい。

オーガスタス・グループとは、チョコレートの川に落っこちてしまった小太りの少年の名前。ウンパルンパの歌とダンスと共に、チョコまみれになってパイプに吸い上げられる。

オーガスタス・グループ 歌詞の意味・和訳

『Augustus Gloop』

作曲:ダニー・エルフマン(Danny Elfman)

Augustus Gloop! Augustus Gloop!
The great big greedy nincompoop!

Augustus Gloop! So big and vile
So greedy, foul, and infantile

オーガスタス・グループ!
オーガスタス・グループ!

すごく大きくて貪欲な馬鹿者

オーガスタス・グループ!
とても大きくて下劣
貪欲で汚く幼稚

'Come on!' we cried, 'The time is ripe
To send him shooting up the pipe!

But don't, dear children, be alarmed
Augustus Gloop will not be harmed
Augustus Gloop will not be harmed

「さあさあ」我らは叫んだ
「時は熟した。奴をパイプで吸い上げろ!」

でも 愛する子供達よ 怖がらないで
オーガスタス・グループはケガしないから
オーガスタス・グループはケガしないから

Although, of course, we must admit
He will be altered quite a bit.

Slowly, the wheels go round and round
The cogs begin to grind and pound

だけれども もちろん
我らは認めなければならない
彼はかなり変わるだろう

ゆっくりと車輪が回転して
歯車がきしんで打ちつけ始める

We boil him for a minute more
Until we're absolutely sure
Then out he comes!
And now! By grace!
A miracle has taken place!
A miracle has taken place!

我らは彼を一分ちょっと煮込む
我らが完全に確信できるまで
さあ彼が出てきたぞ!
そして今!恩恵によって!
奇跡が起こった!
奇跡が起こった!

This greedy brute, this louse's ear
Is loved by people everywhere!
For who could hate or bear a grudge
Against a luscious bit of fudge?

この貪欲なけだもの
このろくでなしの耳は
あらゆる場所の人々に愛されてる!

甘くて美味しいチョコレートに対して
憎しみや恨みを抱くかもしれない人のために

めざましテレビの大塚さんにそっくり?

2005年の映画「チャーリーとチョコレート工場」に登場するリメイク版のウンパルンパを演じているのは、映画「ネバーエンディング・ストーリー」でカタツムリに乗っていたケニア出身の俳優ディープ・ロイ(Deep Roy/1957-)。

大勢登場したウンパ・ルンパはすべてディープ・ロイが演じたもので、CG合成やロボットなどが駆使されているという。

ウンパ・ルンパ

ちなみに、このディープ・ロイ版ウンパ・ルンパについては、めざましテレビの初代総合司会を務めた大塚 範一(おおつか のりかず)アナウンサーに良く似ているとの指摘があるようだ。

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