ストレンジャー・イン・パラダイス 歌詞の意味
ボロディンの代表曲『ダッタン人の踊り』からメロディを流用
『ストレンジャー・イン・パラダイス』(Stranger in Paradise)は、1953年のミュージカル『キスメット』 (Kismet) の挿入歌として発表されたポピュラーソング。
メロディは、19世紀帝政ロシアの作曲家ボロディンによる『ダッタン人の踊り』(オペラ『イーゴリ公』より)が流用されている。
多数のアーティストがカバーしており、トニー・ベネット、ビング・クロスビー、サラ・ブライトマン、アンドレア・ボチェッリなどによるカバーが特に知られている。
ジャケット写真:サラ・ブライトマン アルバム「ハーレム」(ストレンジャー・イン・パラダイス収録)
【YouTube】 Tony Bennett - stranger in paradise
歌詞の意味・和訳(意訳)
『Stranger in Paradise』
作詞:ロバート・ライト(Robert Wright)/ジョージ・フォレスト(George Forrest)
Take my hand
I'm a stranger in paradise
All lost in a wonderland
A stranger in paradise
僕の手を取って
僕は楽園のよそ者
不思議の国ですっかり迷った
楽園のよそ者
If I stand starry-eyed
That's a danger in paradise
For mortals who stand beside
An angel like you
夢想的に立ち尽くす僕は
楽園では危険
貴方のような天使のそばで
普通の人間が立っているのは
I saw your face
And I ascended
Out of the commonplace
Into the rare!
貴方の顔を見たとき
私は天に昇った
ありふれた場所から
素晴らしい世界へと!
Somewhere in space
I hang suspended
Until I know
There's a chance that you care
宇宙のどこかで
私は漂っていた
あなたに愛される機会があると
私が気付くまでは
Won't you answer this fervent prayer
Of a stranger in paradise?
Don't send me in dark despair
From all that I hunger for
熱い祈りに応えて欲しい
楽園のよそ者である僕を
暗い絶望に追い込まないで
僕が熱望するすべてから
But open your angel's arms
To this stranger in paradise
And tell him that he need be
A stranger no more
貴方の天使の両腕を
楽園のよそ者に指しのべて
こう伝えてください
もう楽園のよそ者ではないと
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