見果てぬ夢 歌詞の意味・和訳

ミュージカル映画「ラ・マンチャの男」サントラ・劇中歌

『見果てぬ夢』(The Impossible Dream/インポッシブル・ドリーム)は、ミュージカル「ラ・マンチャの男 Man of La Mancha」で歌われる劇中歌。

フランク・シナトラ、アンディ・ウィリアムス、トム・ジョーンズ、エルヴィス・プレスリーらがカバーしている。

同曲は、劇の中盤でドン・キホーテが歌い、「見果てぬ夢を追い、かなわぬ敵と戦い、他の行かぬ道をゆく」との熱い意志が込められたコーラス部分は、ミュージカルのラストでも大合唱によって感動的に繰り返される。

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ミュージカル「ラ・マンチャの男 Man of La Mancha」は、セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』をもとにしたミュージカル作品。1965年にブロードウェイで初演された。

ニューヨーク演劇批評家賞などを受賞、5年6ヵ月のロングラン公演を記録した。現在も世界中で公演されている。

【関連ページ】 バレエ作品『ドン・キホーテ』へ

【YouTube】Andy Williams - The Impossible Dream(The Quest)

歌詞の意味・和訳(意訳)

『The Impossible Dream』

作詞・作曲:ジョー・ダリオン/ミッチ・レイ

To dream the impossible dream
To fight the unbeatable foe
To bear with unbearable sorrow
To run where the brave dare not go

見果てぬ夢を夢みて
かなわぬ敵と戦う
耐えがたき悲しみに耐え
勇者も行かぬ場所へ走る

To right the unrightable wrong
To love pure and chaste from afar
To try when your arms are too weary
To reach the unreachable star

正し難き不正を正し
清き純潔を遠くから愛する
君の両腕が疲れても挑み
届かぬ星に届かんとする

This is my quest
To follow that star
No matter how hopeless
No matter how far

これぞ我が探求
あの星を追い求める
どれほど絶望的で
どんなに遠くても

To fight for the right
Without question or pause
To be willing to march into Hell
For a heavenly cause

正義のために戦う
疑わず 休まず
地獄さえ厭わぬ
天の大義の下

And I know if I'll only be true
To this glorious quest
That my heart will lie peaceful and calm
When I'm laid to my rest

私は知っている
この栄光に満ちた探求に
忠実でありさえすれば
あの世に旅立つときも
わが心は安らかで穏やかなり

And the world will be better for this
That one man, scorned and covered with scars
Still strove with his last ounce of courage
To reach the unreachable star

この世界をより良きものとするのは探求なのだ
一人の男が 蔑まれ 傷だらけでも
最後の勇気をふりしぼり
届かぬ星に届かんとするのだ

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