20th Century Boy 歌詞と和訳 T. Rex

浦沢直樹の漫画「20世紀少年」元ネタ 映画主題歌にも

『20th Century Boy』(トゥェンティース・センチュリー・ボーイ)は、イングランド出身のロックバンド、T・レックス(T. Rex)が1973年に発表した楽曲。

初来日コンサートツアー中の1972年12月3日、東京赤坂にあった東芝EMI第1スタジオでレコーディングされた。

作詞・作曲は、ボーカル兼ギタリストのマーク・ボラン(Marc Bolan)。アーティスト名は、ボブ・ディラン(Bob Dylan)を短縮した造語。本名:マーク・フェルド(Mark Feld)。

T・レックス 20th Century Boy: Ultimate Collection

ジャケット写真:T・レックス 20th Century Boy: Ultimate Collection

日本では、浦沢直樹の漫画「20世紀少年」において、同曲が作品名の元ネタとなっており、2008年に唐沢寿明主演で映画化された際には、『20th Century Boy』が映画主題歌として使われ、注目を集めた。

また、日本マクドナルドのハンバーガー「サムライマック」テレビCM曲としても使われた。

アメリカでは、1998年公開の映画「トゥルーマン・ショー(The Truman Show)」でカバー版がサントラに使用された。

【YouTube】T.Rex - 20th Century Boy

歌詞の意味・和訳(意訳)

『20th Century Boy』

作詞・作曲:マーク・ボラン(Marc Bolan)

Friends say it's fine
Friends say its's good
Everybody says
It's just like Robin Hood

友達が言ってる
「最高だね」「いいね」って
みんなが言ってる
まさにロビン・フッドのようだって

I move like a cat
Charge like a ram
Sting like a bee, babe
I wanna be your man

ネコのように動き
ヒツジのように突進して
ハチのように刺す
お前のものになりたい

Well, it's plain to see
You were meant for me
Yeah, I'm your boy
Your 20th Century toy

はっきりしてることさ
お前は俺のために生まれてきた
俺はお前のもの
お前の20世紀のおもちゃ

Friends say it's fine
Friends say it's good
Everybody says
It's just like Robin Hood

友達が言ってる
「最高だね」「いいね」って
みんなが言ってる
まさにロビン・フッドのようだって

Fly like a plane
Drive like a car
Bawl like a hound and babe
I wanna be your man

飛行機のように飛んで
車のように走って
猟犬のように吠える ベイビー
お前のものになりたい

Well, it's plain to see
You were meant for me
Yeah, I'm your toy
Your 20th Century boy

はっきりしてることさ
お前は俺のために生まれてきた
俺はお前のおもちゃ
お前の20世紀ボーイ

20th Century toy
I wanna be your boy

20th Century toy
I wanna be your boy

20th Century toy
I wanna be your boy

20th Century toy
I wanna be your boy

20世紀のおもちゃ
お前のものになりたい

<繰り返し>

Friends say it's fine
Friends say it's good
Everybody says
It's just like Robin Hood

友達が言ってる
「最高だね」「いいね」って
みんなが言ってる
まさにロビン・フッドのようだって

Move like a cat
Charge like a ram
Sting like a bee, babe
I wanna be your man

ネコのように動き
ヒツジのように突進して
ハチのように刺す
お前のものになりたい

Well, it's plain to see
You were meant for me
Yeah, I'm your toy
Your 20th Century boy

はっきりしてることさ
お前は俺のために生まれてきた
俺はお前のおもちゃ
お前の20世紀ボーイ

20th Century toy
I want to be your boy

20th Century toy
I want to be your boy

20th Century toy
I want to be your toy

20th Century boy
I want to be your toy

20世紀のおもちゃ
お前のものになりたい

20世紀のおもちゃ
お前のものになりたい

20世紀のおもちゃ
お前のおもちゃになりたい

20世紀ボーイ
お前のおもちゃになりたい

モハメド・アリ「蜂のように刺す」

歌詞にある「Sting like a bee」(蜂のように刺す)というフレーズは、アメリカ合衆国の元プロボクサー、モハメド・アリ(Muhammad Ali)に関連している。

アリのトレーナー、ドリュー・バンディーニ・ブラウンが、アリのフットワークとパンチを蜂の動きに形容したもので、試合前に肩を組んで「蝶のように舞い、蜂のように刺す!」と一緒に叫ぶパフォーマンスをよく見せていた。

漫画「20世紀少年」元ネタ

上述のとおり、浦沢直樹の漫画「20世紀少年」作品名は、T・レックス『20th Century Boy』が元ネタとなっている。作品の内容とは直接関連性がない。

2008年に唐沢寿明主演で映画化された際には、同曲が映画主題歌として使われた。

映画「20世紀少年」第1章 終わりの始まり

ジャケット写真:映画「20世紀少年」<第1章> 終わりの始まり

映画「20世紀少年」(監督:堤幸彦)は、2008年から2009年にかけ3部作で公開された。総製作費60億円のプロジェクトで、3部作は全て週末観客動員数1位を記録し、最終興行収入は3部作総額で113.7億円にのぼった。

映画完結後、未公開シーンを加えて劇場版と異なるラストを収録したDVD・Blu-ray Discが発売され話題を集めた。

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