アイルランドの国旗 色の意味は?
カトリックとプロテスタントの対立の歴史
緑、白、オレンジの三色からなるアイルランド国旗には、ケルトの伝統を表す「緑」、オランダ総督オレンジ公(オラニエ公)ウィリアム3世の支持者を象徴する「オレンジ」、そしてこれらの融和・平和を表す「白」という意味合いがある。
アイルランド国旗を改めて歴史的・宗教的な意味合いから見ると、緑がカトリックを中心とするアイルランド、オレンジがプロテスタントを中心とする北アイルランド(背後にイングランドとオランダ)となる。
そして「白」には、宗教的対立を超えて祖国が一致団結し、イングランドの支配から独立を果たさんとする汚れなき願いが込められているようにも感じられる。
アイルランドとイングランドの対立
アイルランド国旗の意味合いについて理解を助けるべく、アイルランドとイングランドの対立の歴史に関するページを次のとおりまとめてみた。宗教的な対立という側面に着目して見てみると面白い発見があるかもしれない。
- アイルランドのカトリックとプロテスタント
- イングランドの名誉革命からボイン川の戦いまで
- 北アイルランド併合 イギリス
- アメリカ独立戦争とフランス革命の影響も
- アイルランド独立戦争とマイケル・コリンズ
- イギリス政府から最重要危険人物と恐れられたマイケル・コリンズ
関連する国歌
- アイルランド国歌 兵士の歌
- 夜明けの光を待ちながら 我等は歌う アイルランドの兵士の歌を
- イギリス国歌『God Save the Queen』
- 歌詞の一部ではジャコバイトとの戦いについても言及している