マレーシア国歌
マレーシア/Malaysia
マレーシア国歌『Negaraku ネガラク』は、1957年にイギリス植民地から独立を果たした際に国歌として定められた。英題は『My Country』、邦題は『我が国』、『我が祖国』などと表記される。
メロディは、マレーシアのペラ州(Perak)州歌から採用されているが、その州歌のメロディも元々は19世紀フランスのシャンソン『La Rosalie』が用いられている。
『La Rosalie』の作曲者は、フランスの抒情詩人・作曲者のピエール=ジャン・ド・ベランジェ(Pierre-Jean de Béranger/1780-1857)。
同曲は後にインドネシアのオペラ劇中歌『Terang Bulan』(明るい月)として使われ、以後はこのタイトルで広まった。
写真:マレー虎(Malayan tiger/出典:Wikipedia)
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歌詞の意味・和訳
Negaraku, tanah tumpahnya darahku,
Rakyat hidup, bersatu dan maju,
Rahmat bahagia, Tuhan kurniakan,
おお我が祖国よ
汝より命は生まれ出でる
協調と繁栄の中
神に祝福されし幸福の地
Raja kita, selamat bertakhta.
Rahmat bahagia, Tuhan kurniakan,
Raja kita, selamat bertakhta.
王は平和の中君臨する
神に祝福されし幸福の地
王は平和の中君臨する
マレーシア国旗について
ちなみに、マレーシアの国旗は1963年9月16日に制定された。左上の青地の部分に黄色で描かれた図柄はイスラム教の象徴である月と星、赤と白の横線は、マレーシアの13の州と首都クアラルンプールを表している。
国旗の正式名称は「Jalur Gemilang(栄光の縞模様)」。マレーシア独立40周年記念日(1997年8月31日)に当時のマハティール首相によって命名された。
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