ティコ・ティコ Tico-Tico no Fubá

レイ・コニフ・シンガーズのレパートリーとして世界的に有名

『ティコ・ティコ・ノ・フバー』(Tico-Tico no Fubá)は、1917年に作曲されたブラジルのポピュラー音楽(ショーロ Choro)。単に『Tico Tico(ティコ・ティコ/チコ・チコ)』とも表記される。

曲名のティコ・ティコ(Tico Tico)とは、スズメ目ホオジロ科の鳥類アカエリシトドのポルトガル語での愛称。

アカエリシトド Rufous-collared sparrow

写真:アカエリシトド(出典:Wikipedia)

さらに、曲名の「Fubá(フバ/フバー)」とは、乾燥させたトウモロコシを挽いて粉にした食品コーンミールのこと。タコスのトルティーヤ(薄焼きパン)に欠かせない。

曲名は全体で「コーンミールの中のアカエリシトド」といった意味合いになる。

ディズニー映画「ラテン・アメリカの旅」(1943年)で使われたほか、映画「コパカバーナ」(1947年)中でブラジル人歌手カルメン・ミランダ(Carmen Miranda)が歌い世界的ヒット曲となった。

また、1960年代に活躍したレイ・コニフ・シンガーズ(Ray Conniff Singers)のレパートリーとしても人気を集めた。

【YouTube】Tico Tico No Fuba - Ray Conniff

【YouTube】Ney Matogrosso - Tico-tico no fubá

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