コルコバード Corcovado ボサノバ
トム・ジョビン(Antonio Carlos Jobim/1927-1994)
『コルコバード(コルコヴァード/Corcovado)』は、ブラジルの音楽家アントニオ・カルロス・ジョビンによる1965年のボサノバ(ボサノヴァ)。
コルコバードとは、ブラジルのリオデジャネイロにある標高710メートルの丘の名称。「コルコバードの丘」とも呼ばれる。
コルコバードのキリスト像
コルコバードの丘の上には展望台があり、リオデジャネイロの街を一望できる。美しい海岸線や巨大な岩石がそびえたつ山々など、美しい景観が広がっている。
写真:コルコバードの丘からの眺望とキリスト像(出典:Wikipedia)
頂上には、台座が8メートル、像の大きさだけで30メートルという巨大なキリスト像が立っている。
ボサノバを確立した音楽家ジョビン
アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim/1927-1994)は、20世紀のブラジル音楽を代表する作曲家。トム・ジョビンとも呼ばれる。
1950年代後半、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ヂ・モライスなどとともに、ボサノバのジャンルを確立した。
【YouTube】コルコバード Corcovado
コルコバードのキリスト像
写真:コルコバードの丘のキリスト像(出典:Wikipedia)
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