酒とバラの日々 Days of Wine and Roses 歌詞と和訳 ジャズ 映画あらすじ
アカデミー歌曲賞・グラミー賞3部門を受賞した往年の映画テーマ曲
『酒とバラの日々』の邦題で知られる『Days of Wine and Roses』(デイズ・オブ・ワイン・アンド・ローズィズ)は、1962年公開の同名映画テーマ曲としてヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)が手がけた楽曲。
アカデミー歌曲賞を受賞したほか、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞を受賞している。
アンディ・ウィリアムスやジュリー・ロンドンなどがカバーしているほか、イージーリスニングとしてのオーケストラ版、ジャズのスタンダード・ナンバーとしても知られる。
ちなみに、ヘンリー・マンシーニが手がけた映画音楽としては、1961年の映画「ティファニーで朝食を」主題歌『ムーン・リバー』や、1970年公開の映画「ひまわり」より『愛のテーマ』などが特に有名。
ジャケット写真:映画「酒とバラの日々(Days of Wine and Roses)」
映画「酒とバラの日々」では、酒を通じて結ばれた男女が、酒絡みの失敗で歯車が狂い始め、酒におぼれてアルコール中毒に陥り、家庭が崩壊してゆく悲劇的なストーリーが展開される。
【YouTube】Julie London - Days of Wine and Roses
【YouTube】Andy Williams - Days of Wine and Roses
歌詞の意味・和訳(意訳)
『Days of Wine and Roses』
作詞:ジョニー・マーサー(Johnny Mercer)
作曲:ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)
The days of wine and roses
Laugh and run away
Like a child at play
Through the meadowland
Toward a closing door
A door marked "nevermore"
That wasn't there before
ワインとバラの日々
笑ったり 逃げたり
遊んでる子供のように
草原を駆け抜け
閉じゆく扉に向かって
以前にはなかった扉には
”二度と戻れない”の文字
The lonely night discloses
Just a passing breeze
Filled with memories
Of the golden smile
That introduced me to
The days of wine and roses and you
Wine and roses and you
孤独な夜があらわにする
吹き抜けるそよ風は
輝く笑顔の記憶に満ちて
その笑顔は私を導いた
ワインとバラ
そしてあなたとの日々へと
ワインとバラ そしてあなた
ヘンリー・マンシーニ作品
- ムーンリバー Moon River
- オードリー・ヘプバーン主演 映画「ティファニーで朝食を」主題歌
- 映画「ひまわり」より『愛のテーマ』
- アカデミー賞受賞作曲家のヘンリー・マンシーニが手がけた映画音楽
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