やすかれわがこころよ Be Still My Soul
シベリウス『フィンランディア』が讃美歌・聖歌に
『やすかれわがこころよ Be Still My Soul』は、フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの交響詩『フィンランディア』の旋律が用いられた讃美歌・聖歌。
歌詞は、18世紀ドイツ福音教会の修道女カタリーナ・シュレーゲル(Katharina Amalia Dorothea von Schlegel/1697–1768)による詩「Stille, mein Wille! dein Jesus hilft siegen」が用いられている。
シベリウス『フィンランディア』のメロディは別の歌詞もつけられ、合唱曲『フィンランディア賛歌』としてフィンランド愛国歌となっている。
写真:フィンランドのヘルシンキ大聖堂(出典:Wikipedia)
【YouTube】讃美歌298番 やすかれ わがこころよ
【YouTube】Be Still My Soul
【YouTube】Stille Mein Wille (Be Still My Soul -- German)
歌詞の意味
Be still, my soul,
the Lord is on thy side;
Bear patiently the cross
of grief or pain.
心安らかに 主は汝のそばに
苦しみ・痛みの十字架を耐え抜くのです
Leave to thy God
to order and provide;
In every change He,
faithful, will remain.
すべてを神にゆだねなさい
いかなる時も主は誠実であられます
Be still, my soul,
thy best, thy heavenly friend
Through thorny ways
leads to a joyful end.
心安らかに 汝の最高の天界の友
いばらの道は喜びに満ちた終末へ続くのです
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