バンブーダンス Bamboo Dance
フォークダンス(フィリピン)/ワルツのリズムで2本の竹を巧みにステップ
『バンブーダンス Bamboo Dance』は、フィリピンやタイなどに伝わる竹を使ったフォークダンス・民族舞踊。3拍子のリズムに乗せて2本の長い竹の間を上手にステップでかわしながら踊る。
フィリピン・レイテ島では「Tinikling(ティニクリン)」と呼ばれるほか、ミンダナオ島のマラナオ族(Maranao people)には、4本の竹を十字架のように交差させるバンブーダンス「Singkil(シンキル)」という民族舞踊が伝わっている。
【YouTube】Philippine Folk Dance Tinikling
【YouTube】 TINIKLING AT LEYTE DANCE THEATRE
バンブーダンスのBGMに使う曲・音楽は?
3拍子のリズムで2本の竹を開閉するバンブーダンスのBGMとして使われる曲・音楽としては、この曲でなければいけないという決まりは特にはないと思われる。
ワルツ調のリズムであれば和洋問わないが、バンブーダンスは島国フィリピンのフォークダンス・民族舞踊であることを考えれば、やはり海に関連したゆったりとした日本の唱歌などが合いそうだ。
例えば、『海(海は広いな大きいな)』、同じタイトルの『海(松原遠く消ゆるところ)』、『浜辺の歌』などがバンブーダンスの曲としては相性が良さそうだ。
事実上のテーマ曲?『いるかはザンブラコ』
実は、日本の小学校で踊るバンブーダンスの音楽にはある定番の曲が存在する。学校関係者・教育現場の先生方ならすぐにピンとくるかもしれないが、バンブーダンスに使う曲といえばコレ、といったテーマ曲的なお決まりの歌があるのだ。
その曲とは、3拍子のリズムにダジャレが満載のユーモラスな童謡『イルカはざんぶらこ』。往年のNHK教育の音楽番組「ワンツー・どん」に関係しているようだ。歌の詳細やYouTube動画の視聴などについてはこちらの『イルカはざんぶらこ』のページを参照いただきたい。
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