ショパン生誕200周年の今年、EMIミュージックが実施したショパン「好きなショパンの曲 人気投票」結果が発表された。

ショパン人気投票ランキング・ベスト10は次のとおり。ショパンの名曲に順位をつけるのは野暮な気がしないでもないが、鑑賞の参考の一つにはなりそうだ。

なお、ランキングに入った曲以外のショパンの名曲・代表曲については、こちらの特集ページ「ショパンの有名な曲・代表曲　解説と視聴」を適宜参照されたい。

人気投票ランキング結果

第1位：幻想即興曲

ショパンの彼の死後に友人のユリアン・フォンタナによって出版された

第2位：別れの曲（練習曲 第3番）

ショパンによる『12の練習曲』第4番目。海外では『悲しみ』、『親しみ』などと呼ばれている

第3位：小犬のワルツ（ワルツ 第6番）

英語圏では『Minute Waltz ミニッツ・ワルツ』として親しまれている

第4位；英雄ポロネーズ 作品53

ポロネーズ（polonaise）とは、フランス語で「ポーランド風」の意味

第5位；華麗なる大円舞曲（ワルツ第1番）

ヨハン・シュトラウスらによるウィンナ・ワルツの影響も

第6位：ノクターン 嬰ハ短調 遺作

ショパンの姉ルドヴィカのピアノ練習用に作曲された小品

第7位：革命のエチュード（練習曲 第12番）

ショパンの祖国ポーランドで革命が失敗し故郷のワルシャワが陥落

第8位：スケルツォ 第2番 作品31

ショパンによるスケルツォ作品としてはもっとも有名

第9位：舟歌 作品60

ヴェネツィアのゴンドラ漕ぎの歌に由来し、軽快な動きを伴うがどこか感傷的でもの悲しさを含んでいる

第10位：バラード 第1番 作品23

女子フィギュアスケート浅田真央選手の2010-2011シーズン エキシビション（EX）で使用された

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