ノクターン(夜想曲)第1番
ショパン/Nocturne No. 1, Op. 9-1
『ノクターン(夜想曲)第1番 変ロ短調 作品9-1』は、ショパンによる1831年作曲のピアノ作品。翌1832年に出版された。
数あるショパンのノクターン(夜想曲)の中で、『第1番(作品9-1)』、『第2番(作品9-2)』及び『第3番(作品9-3)』の3作品は、ほぼ同時期に作曲されたもの。
これら3作品は、プレイエル社の社長カミーユ・プレイエルの夫人マリーに献呈されている。
【YouTube】ノクターン(夜想曲) 第1番
ショパンが生涯愛用したプレイエルとは?
プレイエルはショパンが生涯愛用していたピアノのメーカー。プレイエル社は、オーストリア出身の作曲家イグナツ・プレイエル(Ignace Pleyel/1757–1831)によって1807年に創業された。1813年には、息子カミーユ・プレイエル(Camille Pleyel)が経営権を引き継いだ。
カミーユ・プレイエルは、1831年にパリにやって来たショパンの才能をいち早く見出した人物として知られる。ショパンがパリで行なった公式のコンサートは全て、カミーユ・プレイエルの経営するコンサートホール「サル・プレイエル(Salle Pleyel)」で行われたという。
ノクターン全集 ポブウォツカ盤
ジャケット写真:ショパン:ノクターン(全曲) 演奏:エヴァ・ポブウォツカ
エヴァ・ポブウォツカ(Ewa Poblocka/1957-)は、ポーランド生まれのピアニスト。ダグニスクの音楽アカデミーを首席で卒業、その後、コンラード・ハンゼン、ルドルフ・ケーレル、タチアナ・ニコライエワ、マルタ・アルゲリッチらに師事した。
ノクターン全集 アシュケナージ盤
ソ連のピアニスト・指揮者ウラディーミル・アシュケナージ(Vladimir Davidovich Ashkenazy/1937-)によるノクターン全集。
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