クリスマス・マーケットとは?
クリスマス関連トピックス
クリスマス・マーケット(Christmas market)とは、年末のクリスマスシーズンに都市部の広場で開催されるクリスマス関連の仮設商店街的な期間限定イベント。
イエス・キリストの降誕を待ち望む「アドベント Advent」の期間に開催され、一般的には11月末頃からクリスマス直前まで、可愛らしい出店が所狭しと立ち並ぶ。
ドイツ、イェーナ(イエナ)でのクリスマスマーケット。
元祖はドイツ、ヴァイナハツ・マルクト
クリスマス・マーケットはドイツ発祥とされ、現地ではWeihnachtsmarkt(ヴァイナハツ・マルクト)と呼ばれる。カタカナでは「ヴァイナハト・マルクト」の表記もみられる。
ドイツではクリスマスが「Weihnachten ヴァイナハテン」、マーケットが「markt マルクト」となる。ちなみに、ドイツ語でメリー・クリスマスは「Frohe Weihnachten!(フロー ヴァイナハテン!)」。
ドイツ、マクデブルク(Magdeburg)のクリスマスマーケット
広場中央にはクリスマスタワーやツリーも
クリスマス・マーケットの本場、ドイツのヴァイナハツ・マルクト(Weihnachtsmarkt)では、イベントを象徴するモニュメントとして、広場の中央にクリスマスツリーやクリスマスタワーが飾られる。
広場の中央ではホットワインやホットチョコレートが売られ、多くの人で賑わうクリスマスマーケットの中心となっている。
クリスマス・マーケットに立ち並ぶ商店は、日本のお祭り・縁日などで神社や河原に並ぶ出店よりもずっと大きく、ちょっとした木造の家屋のようなしっかりと造られている。
ドイツ フランクフルトのクリスマスマーケット
世界中で開催されるクリスマスマーケット
ドイツ発祥のクリスマス・マーケットだが、今日ではフランス、イギリス、スイスなど、ヨーロッパを中心とした世界各国で開催されている。
日本でも、札幌、東京スカイツリータウン「ソラマチ」、六本木ヒルズ、横浜赤レンガ倉庫、さいたま新都心、名古屋、大阪梅田、神戸など、都市部の広場でクリスマス・マーケット風の出店イベントが催されている。