思い出は空に 歌詞と解説 合唱曲・卒業ソング

それぞれ道は分かれても この日の空は忘れない

卒業ソング「思い出は空に」は、1985年(昭和60年)に発表された中学生向けの合唱曲(混声三部合唱)。

歌詞に「卒業」という単語は一切使われていないが、「この日の空」、「今旅立つぼくら」、「希望の明日へ船出」、「それぞれ道は分かれても」、「限りない未来」など、卒業シーズンを暗示する旅立ちのキーワードが随所に見られ、卒業式で歌われることが十分に想定された卒業ソングと言えるだろう。

作詞者は、詩人・作詞家の秋葉てる代。ネットで検索すると、詩集「ハープムーンの夜に」(銀の鈴社)、同じく詩集「おかしのすきな魔法使い」(銀の鈴社)などの作品が出版されているようだ。詳しいプロフィールや経歴については不明だ。

作曲者は、合唱曲や校歌を手掛ける川崎 祥悦(かわさき しょうえつ)。合唱曲作品としては、「山のいぶき」、「紀ノ川」、「未知への序章」、「祈ろう心こめて」などがある。

【YouTube】卒業ソング・合唱曲 「思い出は空に」 混声三部合唱

歌詞

流れる時を 追いかけて
自由に歌い 羽ばたいた
一つの季節は 終わっても
この日の空は 忘れない

やさしい日々の 思い出を
吹き抜く風が 乗せていく
日差しを浴びて きらめいた
君の笑顔を 焼きつけて

夢よ飛べ かなたへ
歌よ飛べ あこがれを乗せ
今旅立つ ぼくらの
限りない未来を めざして

心のリボンを つなぎあい
希望のあしたへ 船出する
それぞれ道は 分かれても
この日の空は 忘れない

夢よ飛べ かなたへ
歌よ飛べ あこがれを乗せ
今旅立つ ぼくらの
限りない未来を めざして

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