変わらないもの 歌詞と解説 合唱曲 卒業ソング

変わり行く景色の中で 変わらないのは 君との出会い 君との思い出

合唱曲『変わらないもの』は、『大切なもの』、『絆(きずな)』などの合唱曲で知られる女性作曲家の山崎朋子による楽曲。

歌い出しは「あなたがいて わたしがいて ふりかえれば 笑顔がある」。

歌詞では、「君」または「あなた」との出会い、そして数々の思い出への感謝を歌いながら、「いつかその手を離したら 自分の未来をさあ、つかみ取るんだ」と未来への一歩を踏み出していく力強い意思が表現されている。

季節はめぐり、変わり行く景色の中で、変わらないのは君がくれた数々の思い出、あふれるほどの愛。1年先も10年先も変わらない想い。

学校生活での友達との友情や思い出といった観点に限定すれば、この合唱曲『変わらないもの』は卒業式シーズンに歌われるいわゆる「卒業ソング」としての性格を有することは想像に難くない。

ただ、同曲の歌詞は他の卒業ソングに比べると若干抽象度が高い表現が用いられているように感じられる。学生時代の友達に対してだけではなく、お世話になった人や家族などへの感謝も込めて歌ってみると、また違った深みをもった合唱曲となることだろう。

【YouTube】変わらないもの 合唱曲

歌詞

あなたがいて わたしがいて
ふりかえれば 笑顔がある

桜が咲き 季節めぐり
それでも そこにあなたがいた

遠く 遠く
陽炎がのぼる坂道
いつか 景色が変わっても
変わらないものがある 心の中に

君と出会った幸せを
かみしめながら 歩いていこう
一年先も 十年先も
これからも ずっと

悲しいとき 嬉しいとき
つらいときも あなたがいた

当たり前のことのように
見える景色に あなたがいた

ずっと ずっと
立ち止まってはいられない
いつか その手を離したら
自分の未来をさあ
つかみ取るんだ

君がいたから 頑張れた
支え合うこと 分かち合うこと
あふれるほどの 愛をくれた
あなたにありがとう

君と出会った幸せを
かみしめながら 歩いていこう
一年先も 十年先も
変わらない想い
これからも ずっと

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