イースター休暇 学校や会社も連休に
キリスト教圏の年中行事・宗教行事
イースター休暇は、キリスト教圏における宗教行事「イースター(復活祭)」に関連して、ヨーロッパ諸国で実施される比較的大型の連休のこと。
国や地域によって、イースター当日の日曜日とその直前の金曜日や直後の月曜日が祝日となる。
金曜日はグッド・フライデー
イエス・キリストが十字架にかけられ亡くなった金曜日は「グッド・フライデー Good Friday」(Godの暗喩)、「聖金曜日 ホーリー・フライデー」などと呼ばれ、ヨーロッパ諸国やアメリカの一部の州では国民の祝日として学校や会社が休みになる。
ニューヨーク証券取引所もこの金曜日は休みになるため、日本のテレビでも、為替と株の情報がニュースで流れる際などに「イースター休暇」というキーワードを耳にすることがあるだろう。
イギリスではイースター・マンデーも祝日
そしてその3日後の日曜日は、イエス・キリストの復活を記念するイースター(復活祭)当日。イギリスでは、その翌日の月曜日も「イースター・マンデー」として国民の祝日となっている(4連休)。
さらにイギリスの小中学校や高校までの教育機関では、イースターの日曜日をはさんで前後1週間、合計2週間ほどの連休となる。日本の学校の春休み的な位置づけだろうか。
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