よさこい祭り/よさこい鳴子踊り

ヨッチョレヨ ヨッチョレヨ 高知の城下へ来てみいや♪

毎年8月に高知県高知市で開催される「よさこい祭り」。様々にアレンジされた楽曲『よさこい鳴子踊り』に合わせて、よさこい鳴子を振り鳴らしながら、それぞれのチームが趣向を凝らした振り付けや衣装で踊りを披露していく。

ベースとなっている楽曲『よさこい鳴子踊り』は、1954年に第1回「よさこい祭り」が開催されるのに合わせて、愛媛県出身の作曲家・武政 英策(たけまさ えいさく/1907-1982)が祭りのために書き下ろしたもの。

高知県民謡『よさこい節』のフレーズも

「ヨッチョレヨ ヨッチョレヨ♪」の歌い出しが特徴で、高知県民謡『よさこい節』の有名な歌詞「土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うを見た」などのフレーズが転用されている。

『よさこい鳴子踊り』の作曲に合わせて、高知商工会議所が日本舞踊の五流派に依頼して振り付けを行った。現在は楽曲のアレンジも振り付けも自由に行えるが、オリジナルの楽曲と振り付けは「正調よさこい鳴子踊り」の名称で今日も親しまれている。

ヨッチョレヨの意味は?

ちなみに、『よさこい鳴子踊り』の歌詞に登場する「ヨッチョレヨ」とは、土佐の方言(土佐弁)で「道をあけろ、どいていろ」の意味。よさこい踊りの集団が道の真ん中を通るから、道の端に寄っていてくれよ(ヨッチョレヨ)という意味合いなのだろうか。

また、「じんまもばんばもよう踊る」の「じんま」と「ばんば」は、それぞれ「おじいさん」・「おばあさん」の意味。若者からお年寄りまで「よさこい鳴子踊り」は高知県の人々に長きに渡って親しまれている。

全国に広がる「よさこい祭り YOSAKOI」

高知県から生まれた「よさこい祭り」・「よさこい鳴子踊り」はその後、1992年から北海道札幌市で開催されている「YOSAKOIソーラン祭り」を皮切りとして、より現代的で自由な振り付け、衣装・音楽・パフォーマンスで演じられる全国的な創作ダンスイベントとして拡大・発展している。

全国で開催されている「よさこい系」イベントの一例をあげると、宮城県仙台市「みちのくYOSAKOIまつり」、愛知県名古屋市「にっぽんど真ん中祭り」、埼玉県坂戸市「坂戸よさこい」、静岡県浜松市「がんこ祭り・浜松よさこい」、京都市「京都さくらよさこい」など、枚挙にいとまがない。

「よさこい祭り」参加グループは、すべて自費ではあるが、自分たちの創作ダンスを多くの人に見てもらい評価を受ける機会が得られ、主催者側は、比較的安いコストで商店街に多くの客を呼び込める。

こうして参加者・主催者側の思惑が一致したことで、「よさこい系」イベントは今後もますます全国的な広がりと盛り上がりを見せていくことだろう。

お祭り関連ページ

夏祭りの歌・盆踊りの曲
東京音頭、炭坑節、河内音頭、北海盆歌など、夏祭りのイベントなどでよく耳にする有名な盆踊りの曲・音楽の解説・歌詞・YouTube動画の視聴
よさこい節 高知県民謡
土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うを見た よさこい よさこい

【試聴】正調よさこい鳴子踊り

【試聴】第19回 YOSAKOIソーラン祭り 大賞演舞 夢想漣えさしチーム

夏祭りの歌・盆踊りの曲