坊さん坊さんどこいくの?

わらべうた・遊び歌

『坊さん坊さん(ぼんさん ぼんさん)』は、『かごめ かごめ』と同様に、輪になって遊ぶ日本のわらべうた・子供の遊び歌。

歌詞には地域によって若干のバリエーションが見られ、曲名にもある「坊さん」の読み方も、関東圏では「ぼうさん」、関西圏では「ぼんさん」など変化がある。代表的な歌詞は次のとおり。

坊さん 坊さん どこ行くの
わたしは田んぼへ 稲刈りに
わたしも一緒に 連れしゃんせ
お前が来ると 邪魔になる
このかんかん坊主 糞坊主
うしろの正面だあれ

「わたしは田んぼへ稲刈りに」の部分は、「あの山越えて 米買いに」などの歌詞もあるようだ。「連れしゃんせ」は現代的に「連れてって」と歌う遊び方もあってもいいだろう。

『坊さん坊さん』の遊び方は?

冒頭でも軽く触れたが、わらべうた『坊さん坊さん』の遊び方は、『かごめ かごめ』とほぼ同じ要領。子供たちが両手をつないで大きな輪を作り、その円の内側に鬼役の子供が一人入って目をつぶる(手などで覆う)。

『坊さん坊さん』と『かごめ かごめ』の遊び方の違いは大きく分けて二つ。まず一つ目は、『坊さん坊さん』では鬼役と外側の子供たちで歌を交互に歌うという点。

外側の子供たちが「坊さん 坊さん どこ行くの?」と歌うと、鬼役が「わたしは田んぼへ 稲刈りに」と返す。それに対して「わたしも一緒に 連れしゃんせ」と子供たちがお願いするが、鬼役が「お前が来ると 邪魔になる」と冷たくあしらう。

ボディタッチもアリ?

遊び方の違いの二つ目としては、『坊さん坊さん』ではボディタッチが遊びに組み込まれているという点。「このかんかん坊主 糞坊主」の歌詞のところで、鬼役を突っついたり、くすぐったりすることが、流れの中で認められているようだ。

さらには、遊び方をネットで検索してみると、「うしろの正面だあれ」のところで、後ろが誰かを鬼役の子供が当てる際、目をつぶりながら手で後ろの子供を触って確かめることができる、といった興味深いローカルルールがあった地域もあるという。

色々な遊び方・歌い方で楽しめるのが日本のわらべうたの醍醐味の一つ。現代の子供たちにも、是非とも『坊さん坊さん』のようなユニークなわらべうたを大切に歌い継いでいって欲しいものだ。

【試聴】坊さん坊さん

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