四海波静かにて 歌詞の意味 高砂

波風がおさまり天下国家の平和を祝う祝賀の謡曲

「四海波静かにて」(しかいなみ しずかにて)は、婚姻・祝賀の席で謡われる謡曲「高砂(たかさご)」の有名な一節。正月の「謡初め(うたいぞめ)」における定番曲。

その一節は、「四海波静かにて、国も治まる時つ風、君の恵みぞありがたき」と続く。波風がおさまって天下国家が平和なことを祝う意味合い。全文は後述する。

紫宸殿(ししんでん)右近の橘 左近の桜

なお、結婚式などで夫婦愛を祝う場合は、「高砂や この浦舟に帆を上げて」のくだりが用いられる。

写真:紫宸殿(京都御所/出典:Wikipedia)

【試聴】 井上一門による四海波 平成27年元旦

【試聴】 0:02 / 1:32 大島輝久_小謡「四海波」

歌詞

四海波静かにて
国も治まる時つ風
枝を鳴らさぬ御代(みよ)なれや
あいに相生(あいおい)の
松こそめでたかりけれ
げにや仰ぎても
事もおろかやかかる代に
住める民とて豊かなる
君の恵みぞありがたき
君の恵みぞありがたき

歌詞の意味

日本を取り巻く四方の海(よものうみ)は静かで、順風のうちに国は治まり、枝葉も揺らさぬ泰平の御代である。共に寄り添う相生の松は素晴らしいものだ。

敬い尽くせぬほど素晴らしい御代に暮らせる私たちにとって、天皇がもたらす豊かな恵みは本当に尊いものだ。

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