東京ブギウギ 意味・由来

リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク♪

『東京ブギウギ』は、作詞:鈴木勝、作曲:服部良一により1947年に発表された日本の歌謡曲。歌:笠置シヅ子。

終戦間もないアメリカ占領下の日本において、底抜けに明るい『東京ブギウギ』は空前の大ヒットを記録した。

東京ブギウギ 笠置シヅ子

1949年には、当時11歳だった美空ひばりが『東京ブギウギ』のカバーで人気を博し、『悲しき口笛』、『東京キッド』など次々と映画に出演。主題歌はどれも大ヒットを記録し、美空ひばりは国民的な人気歌手となった。

21世紀の現代においても、松浦亜弥、福山雅治、トータス松本(アサヒビールCMソング)らがカバーしているほか、サッカーJリーグでFC東京が得点後にサポーターが『東京ブギウギ』を歌うなど、世代を超えて幅広い場面で愛唱されている。

【試聴】 笠置シヅ子 東京ブギウギ

【試聴】美空ひばり 東京ブギウギ

ブギウギの意味は?

『東京ブギウギ』の「ブギウギ」とは、20世紀前半のアメリカで発展したポピュラー音楽のリズム「boogie-woogie」のこと。

ピアノによるブルース演奏スタイルの一つで、1小節8拍のリズムの上に乗せて自由な旋律で演奏される。1920年代にシカゴの黒人ピアニストらによって確立された。

1940年代には、「ブギウギ」は従来のピアノ演奏スタイルからポピュラー音楽に取り入れられ、スウィング・ジャズやロックンロールなどの反復フレーズ「ブギ(boogie)」として様々なジャンルに浸透していった。

アメリカの三人姉妹歌手グループ「アンドリューズ・シスターズ The Andrews Sisters」が1941年にリリースした「ブギウギ・ビューグル・ボーイ Boogie Woogie Bugle Boy」は特に有名。

【試聴】Andrews Sisters - Boogie Woogie Bugle Boy

ブギの語源・由来は?

「ブギ boogie」の語源・由来については、英語版ウィキペディアで次のように解説されているので参考までにご紹介したい。

The term may be derived from Black West African English, from the Sierra Leone term "bogi", which means "to dance"; as well, it may be akin to the phrase "hausa buga", which means "to beat drums."

「ブギ boogie」という言葉は、西アフリカの黒人英語から派生したもので、かつてイギリスの植民地であったシエラレオネ共和国(Republic of Sierra Leone)に由来しているという。

そこでは、「踊る・ダンスする」という意味の「ボギ bogi」という言葉が使われており、それが「ブギ boogie」の語源であると考えられるようだ。

また、ドラムをたたく」という意味の「hausa buga」というフレーズも「ブギ boogie」と近いものが感じられるらしい。

これらは確定的な説ではないかもしれないが、「ブギ boogie」の語源に関する一つの有力説として、知っておいて損はなさそうだ。

「ウギ」って何?

「ブギウギ boogie-woogie」の「ウギ woogie」については、「ブギ」を強調するための意味がない言葉と考えられる。

このような意味のない単語の反復は、英語の歌『ホーキーポーキー Hokey Pokey』、『ハンプティ・ダンプティ』、『ヒッコリーディッコリードック』などの曲名にもよく見られる。

ダンスについて

「ブギウギ boogie-woogie」はダンスのカテゴリとしても有名。『東京ブギウギ』の歌詞でも「ブギの踊りは世界の踊り」のようにダンスであることが強調されている。

海外では現代でもカップルによる「ブギウギ boogie-woogie」の国際ダンスコンテストなども開催されており、世界中で時代を超えて根強い人気を集めている。

【試聴】Boogie-Woogie World Championship 2013

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