赤い鳥小鳥 童謡の歌詞 北原白秋

赤い鳥 小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた♪

『赤い鳥小鳥』は、1918年(大正7年)に雑誌「赤い鳥」十月号で発表された北原白秋の詩に基づく童謡。1920年に成田為三が曲をつけ、同誌四月号に掲載された。

写真:ナツフウキンチョウ(出典:ブログ「レンズの向こうに君がいる」)

北原白秋著「日本童謡ものがたり」(河出書房新社・復刻版)によれば、『赤い鳥小鳥』の詩は、北海道帯広地方の子守唄『赤い山 青い山 白い山(ねんねの寝た間に)』が元歌になっているという。

【YouTube】 赤い鳥小鳥

【YouTube】 ひまわりの歌う日本のうたシリーズより

歌詞:『赤い鳥小鳥』

赤い鳥 小鳥
なぜなぜ赤い
赤い実を食べた

白い鳥 小鳥
なぜなぜ白い
白い実を食べた

青い鳥 小鳥
なぜなぜ青い
青い実を食べた

青い鳥 マウンテン・ブルーバード

アメリカで有名な青い鳥をご紹介。下の写真はムジルリツグミ。スズメ目ツグミ科ルリツグミ属に属する鳥類の一種。

アメリカ・アイダホ州とネバダ州の州鳥で、英名(通称)はマウンテン・ブルーバード(The mountain bluebird)。

写真はマウンテン・ブルーバードのひな。綺麗な青でフワフワしていて可愛い。幸せの青いヒヨコ(出典:Mary-Ann@Pinterest)。

童謡雑誌『赤い鳥』について

1918年に北原白秋『赤い鳥小鳥』が掲載された「赤い鳥」は、同年7月1日に創刊された童話と童謡の児童雑誌。

雑誌『赤い鳥』創刊号表紙(出典:Wikipedia)

創刊号には北原白秋をはじめ、芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、高浜虚子、徳田秋声らが賛同の意を表明した。

1936年まで196冊刊行され日本の近代児童文学・児童音楽の創世期に最も重要な影響を与えた。

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