太陽の乙女たち フォルクローレ

太陽神に仕えた巫女「太陽の乙女たち」の役割とは?

『太陽の乙女たち Virgenes del Sol』は、ホルヘ・ブラーボ・デ・ルエダ(Jorge Bravo de Rueda)作曲、1940年代にリリースされたフォルクローレ。

かつて南アメリカのペルーやボリビアを中心に栄えたインカ帝国。太陽は万物の創造神としてあがめられ、皇帝は太陽神インティの化身(太陽の子)として崇拝された。

出典:AMAUTA Spanish School

太陽神に仕えた巫女たちは「太陽の乙女 Virgenes del Sol」と呼ばれ、神殿に隔離されてチチャ(酒)や織物などの生産活動に従事したという。

【YouTube】ロス・チャコス 太陽の乙女たち

チチャとは?

太陽の乙女たちが作るチチャとは、トウモロコシを発酵させて作る酸味の強い酒。インカ帝国では、労役の対価としてチチャや織物などが与えられており、労をねぎらうために政府主催の酒宴なども開かれ、チチャはインカ帝国の体制維持において非常に重要な役割を果たしていたとされる。

写真:チチャ

ちなみに、レストランで提供される紫トウモロコシを使ったチチャモラーダ(chicha morada)はノンアルコールで、太陽の乙女たちが作っていたチチャとはほぼ別物。

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