It's Only a Paper Moon 歌詞の意味・和訳

ジャズ/ナット・キング・コールのレパートリーとしても有名

『It's Only a Paper Moon』(イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン)は、1933年にリリースされたポピュラーソング。

1940年代にエラ・フィッツジェラルド(Ella Fitzgerald)、ナット・キング・コール(Nat King Cole)らにカバーされ世界的に大ヒットした。今日ではジャズ・スタンダードとしても親しまれている。

明るい月の模型と少女

1973年にアカデミー賞を受賞した映画「ペーパー・ムーン」の中で、ポール・ホワイトマン・オーケストラの録音が使用された。

また、歌詞の一部が村上春樹「1Q84」の中でテーマとして使用されている。

【YouTube】It's Onlly A Paper Moon/Nat King Cole

【YouTube】Ella Fitzgerald, "It's Only a Paper Moon"

歌詞の意味・和訳(意訳)

『It's Only a Paper Moon』

作詞:Yip Harburg, Billy Rose

作曲:Harold Arlen

Say, its only a paper moon
Sailing over a cardboard sea
But it wouldn't be make-believe
If you believed in me

言ってしまえば
それは単なる紙の月
ダンボールの海に揺られてる
でも作り物じゃなくなるんだ
もし君が僕を信じてくれたら

Yes, it's only a canvas sky
Hanging over a muslin tree
But it wouldn't be make-believe
If you believed in me

そうさ それは単なる
キャンバスに描かれた空
布切れの木の上に広がってる
でも作り物じゃなくなるんだ
もし君が僕を信じてくれたら

Without your love
It's a honky-tonk parade
Without your love
It's a melody played in a penny arcade

君の愛がなければ
それは下品なパレード
君の愛がなければ
それはゲームセンターのBGM

It's a Barnum and Bailey world
Just as phony as it can be
But it wouldn't be make-believe
If you believed in me

それはサーカスみたいに
まさにまやかしの世界だけど
でも作り物じゃなくなるんだ
もし君が僕を信じてくれたら

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