くるみ割り人形 The Nutcracker

チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky/1840-1893)

アメリカやヨーロッパでは、クリスマスシーズンになるとあちこちの劇場で上演されるチャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」。

日本で言うと、年末のベートーヴェン交響曲第9番(いわゆる「第九」)のような存在に近いかも。

あらすじ・ストーリー

クリスマスの夜。広い大広間ではパーティーが行われ、少女クララは老人からくるみ割り人形をプレゼントされる。ところが、取り合いになり兄のフリッツが壊してしまったので、老人に修理してもらった。

お客様も帰り、夜みんなが寝静まった頃、クララは人形のベットに寝かせたくるみ割り人形を見に行った。ちょうど時計の針が12時を打つと、不思議なことに、クララの体は人形ほどの大きさになってしまう。

くるみ割り人形はやがて王子様に変身して・・・

そこへはつかねずみの大群が押し寄せ、くるみ割り人形が指揮するおもちゃの兵隊と対峙する。最後はくるみ割り人形とはつかねずみの王様の一騎打ち。くるみ割り人形あわやというところで、クララがスリッパをはつかねずみの王様に投げつけ、はつかねずみたちは退散する。

倒れたくるみ割り人形は、凛々しい王子になっていた。王子はクララをお菓子の国に招待した。王子は女王(こんぺい糖の精)にクララを紹介し、歓迎の宴が繰り広げられるのだった・・・

おすすめCD(全曲集)

チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲/演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ラディーミル・アシュケナージ

組曲「くるみ割り人形」 有名な曲・代表曲 解説と試聴

花のワルツ
ウィーン風のワルツに乗せて ハープのカデンツァが描く美しき花々の輪舞。
こんぺいとうの精の踊り
当時発明されたばかりの楽器チェレスタを起用した最初の作品として広く知られている。
ロシアの踊り トレパック
軽やかなテンポと爽快なメロディーから、日本の運動会におけるBGMとしてもよく用いられる。
行進曲 (Marche)
小さくなったクララに、はつかねずみの大群が襲いかかった。そこへくるみ割り人形が指揮するおもちゃの兵隊が現れ・・・
アラビアの踊り (Danse Arabe)
くるみ割り人形が姿を変えた王子に連れられて、少女クララはお菓子の国にやって来た。お城では、クララを歓迎する華やかな宴が催された。
中国の踊り (Danse Chinoise)
華麗なダンスを披露するのは、お菓子の国に住むお茶の葉の妖精。
葦笛(あしぶえ)の踊り
『フランスの踊り』、『女羊飼いの踊り』とも呼ばれる。

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