バッカナール(バッカナーレ)
サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」より

サン=サーンス(Charles Camille Saint-Saëns/1835-1921)

『バッカナール(バッカナーレ)』は、サン=サーンス作曲のオペラ「サムソンとデリラ」で演奏されるバレエ音楽。

ローマ神話における「ワインの神」バッカス(バックス/Bacchus)を称える酒宴の踊り「バッカナリア(Bacchanalia)。

フランス語では「バッカナール Bacchanales」、イタリア語では「バッカナーレ Baccanale」と表記される。

同じ題材を取り上げた他のクラシック音楽としては、ワーグナー作曲のオペラ「タンホイザー」パリ版(1861年版)、イベールの管弦楽曲、ジョン・ケージ『プリペアドピアノのためのバッカナール』 などがある。

ワインの神バッカス=ディオニュソス

バッカスは、ギリシア神話におけるブドウ酒と酩酊の神ディオニュソス(デオニュソス)に対応する神。ディオニュソスとは「若いゼウス」を意味する。

フランスの作曲家フローラン・シュミットが1913年に作曲した吹奏楽曲『ディオニソスの祭り』でモチーフとされている。

フィギュアスケートのプログラムに

女子フィギュアスケートの安藤美姫(あんどう・みき)選手が2007-2008年のショートプログラムにおいて、この『バッカナール(バッカナーレ)』をプログラム曲として使用している。

また、同年のショートプログラムでは、リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」が、フリースケーティングではビゼー作曲の歌劇「カルメン」の楽曲が使われている。

フィギュアスケートで使われた曲 解説と視聴

サン=サーンス: サムソンとデリラ、他

サムソンとデリラとは?

「サムソンとデリラ Samson et Dalila」は、旧約聖書に登場する怪力の持ち主サムソンを題材とした3幕からなるオペラ。

第2幕第3場で歌われるアリア「私の心はあなたの声に開く」は特に有名で、コンサート・演奏会などにおいて単独での演奏される機会も多い人気の曲となっている。

オペラのあらすじ・ストーリーについては、こちらの「サムソンとデリラ」のページで。

サン=サーンスの有名な曲は?

19世紀フランスの作曲家・ピアニスト、サン=サーンスの有名な曲としては、組曲『動物の謝肉祭』交響曲第3番『オルガン付き』、交響詩『死の舞踏』などの作品が代表的。

映画やテレビCM・コマーシャルなどでも度々使われ、曲名や作曲者は知らなくてもメロディは聞き覚えのある方も少なくないだろう。

その他のサン=サーンス代表曲については、こちらの「サン=サーンスの有名な曲 解説と視聴」のページで。

【試聴】バッカナール(バッカナーレ)

【試聴】Dudamel plays the Bacchanale by Saint Saens

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