交響曲第4番「イタリア」

メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn/1809-1847)

交響曲第4番イ長調「イタリア」(作品90)は、はメンデルスゾーンが1831年から1833年にかけて作曲した交響曲。

イタリア旅行中に書き始められたこの曲は、躍動的なリズム、叙情と熱狂、長調と短調の交錯による明暗の表出が特徴的で、メンデルスゾーンの交響曲のなかでも特に親しまれている。

「第4番」とは出版順であり、「イタリア」は5曲のなかでは第1番、第5番「宗教改革」に次いで実質3番目に完成された。「イタリア」の後の作曲順は、第2番「賛歌」、第3番「スコットランド」となる。

写真:トレヴィの泉(イタリア・ローマ)

【YouTube】メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 第一楽章

【YouTube】バーンスタイン指揮 Mendelssohn Symphony No. 4, "Italian"

関連ページ

メンデルスゾーンの有名な曲・代表曲
『歌の翼に』、『結婚行進曲』、『バイオリン協奏曲(メンコン)』など、ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの有名な曲・代表曲の解説と視聴

関連アルバム

メンデルスゾーン : 交響曲第4番「イタリア」

メンデルスゾーン : 交響曲第4番「イタリア」&劇音楽「夏の夜の夢」 他 シェイクスピアの戯曲を原作とする代表作「夏の夜の夢」と、南国イタリアの情緒に興を得て書かれた「イタリア」。セルによるメンデルスゾーンは、虚飾を排しながら美しさに満ちている。