エレジー(チェロと管弦楽のためのエレジー)

ガブリエル・フォーレ(Gabriel Urbain Fauré/1845-1924)

『エレジー(チェロと管弦楽のためのエレジー)』作品24 は、フォーレによる1880年作曲の管弦楽曲。

チェロとピアノ向けの編曲版「チェロとピアノのためのエレジー」が演奏機会が比較的多い。

物悲しく厳粛な開始と、恋の絶望を象徴する濃密で早足の楽節によるクライマックスが際立っている。

なお「エレジー(elegy, elegíe)」とは、悲しみを歌った詩などの文学、楽曲。日本語では「悲歌(ひか)」、「哀歌(あいか)」、「挽歌(ばんか)」などと訳される。

写真は、フォーレがオルガニストを務めたパリのマドレーヌ教会祭壇。聖女マグダラのマリアが祀られている。マドレーヌ教会の外観についてはフォーレ「シシリエンヌ」のページも適宜参照されたい。

【YouTube】フォーレ『エレジー』 ピアノ版

【YouTube】フォーレ『エレジー』 管弦楽版

関連ページ

フォーレの有名な曲・代表曲
『レクイエム』、『シシリエンヌ』、『夢のあとに』など、フランスの作曲家ガブリエル・フォーレによる有名な曲・代表曲
チェロの有名な曲・名曲
チェロのために作曲された作品や、チェロが活躍する楽曲など、チェロに関連するクラシック音楽の有名な曲・名曲まとめ。
有名なクラシック音楽の名曲
バッハ、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェンなど、有名なクラシック音楽の名曲解説とYouTube動画の視聴